全日本地デジサミット第1回その⑤ 〜商品開発で考えたこと〜

温泉の地熱でまったりする猫

全日本地デジサミット第1回@明礬温泉「えびす屋旅館」

フィールドワーク、プレゼン、宴会、温泉、神様リーディングと続いた1日目。

2日は朝から温泉、朝ご飯、そして昨日の続きをしたい人、ひとりでまったりしたい人、神社に行きたい人、と別れて分科会。
11時には集合して総括。

今回デザイナーが集まる会議なので、私は少し傍観者なのかも、と思って臨んだら、、

いや、まっただ中だった。

「商品企画」「商品開発」のような仕事に関わって7年くらいになる。会社員として4年と少し。その後2年と少し。
会社の新商品を作ったり、店舗を作ったりするのは「会社の意向」があるから「会社の利益」のために動くわけだから仕事はやりやすい。一番大きな問題は社内調整だw

フリーになっても、もちろん相手先の利益を考えて仕事をする。

その中でたくさんの人、たくさんの農産物や商品などと出逢う。
変だな、おかしいな、などと思うことがたくさんあって、解決できることとできないことがある。世の中がコッチというのだから私の方向が違うのかな、なんて思うこともしばしばある。しばしば以上だけど。
迫田さんと話していく中で、その「モヤモヤ」が決して見当違いでなかったことに気付く。たぶんサミットに出席していた若いデザイナーたちも同じ気持ちだったんじゃないかな。
あ、抽象的ですね。

地域特産品の商品開発。

新商品って生き残りが難しい。40年くらい前には10年、20年売れ続ける商品がたくさんあったのだけど、ここ最近、ほとんど商品の寿命は2年と持たない。その中で、、、
食べる***が流行れば、あちこちの店に食べる***が並ぶ。大手食品メーカーだけではなく産地の家族経営の小さな会社のものが並ぶ。2年くらいでブームが去ったあと小さな会社が在庫を抱える。(なんてことは皆さん百も承知)
それでも、なぜか幻想があって、新商品がどんどん世の中に出る。
その企画段階で多くの企画屋さんがストーリーを作りましょう、と言う。実は私、この言葉に凄く違和感を感じながら仕事をしてきた。ストーリーは元々あるものなのだ、それを上手にいい感じに言語化したり視覚化したり商品化するのが私の仕事であり、デザイナーの仕事であるはずなのだ。

でも、直径10cmくらいのものを直径100cmになるくらいにストーリーを作る。

それならまだマシかもしれない。ゼロのものにまでストーリーを作る、いや、付ける。
ま、捏造に近い。
そんな商品は市場にゴマンと出回っている。
付加価値という「価値」をくっつける。
迫田さんは「付加価値」ではなく「潜在価値」と言った。
地元に腰を据え、地元の人と話し、本人たちが気付いてない潜在価値を見つけてきた人だから説得力もある。
私に、この言葉はしっくり来る。
となると、私には「地」との対話がまるで足りていない。
他の「地」のことを福岡にいて出来ること、って何だろう。考える良い機会をいただいた。

こんな機会をもっと作っていくこと、それも重要だと思う。
明礬リトリート、オフサイトミーティング、面白いな。



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